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イベント・講演会

IDGs×ABD 長湯温泉リトリート2024

九重の山麓で、本と対話と温泉に浸かる2日間


日常から離れ、自分の内側と静かに向き合う時間——それがリトリートの本質です。
今回は、一般社団法人アクティブ・ブック・ダイアローグ協会とのコラボレーションにより、大分県竹田市・長湯温泉を舞台に、読書・対話・自然・温泉が一つに溶け合う特別な場が生まれました。


この場所でなければ生まれないものがある

九州本土最高峰・くじゅう連山の麓に湧く長湯温泉は、世界屈指の炭酸泉として知る人ぞ知る秘湯です。肌にそっと触れる炭酸の泡、山の静けさ、清々しい空気——日常の忙しさが少しずつ溶けていくような、その非日常の空間が、この場の最初のギフトでした。

読書会、対話、ヨガ、マインドフルネス、焚き火、滝・森・湧水散策。心身がほぐれた状態で内省し、対話する——この組み合わせは、会議室では決して生まれない深さを場に与えます。参加者の多くが口にしたのは「ここに来てよかった」ではなく「ここに来る必要があった」という言葉でした。


対話の種となった2冊

『ビジョンプロセシング』中土井僚 著(英治出版)
「ゴールセッティングの呪縛から脱却し、『今、ここにある未来』を解き放つ」——私たちはいつしか「目標を達成すること」に囚われ、今この瞬間に既にある可能性を見失ってしまいます。この本は、その視点を根本から問い直します。IDGsのBEINGとTHINKINGが問う「在り方」と「視点の深化」に、鮮やかに響く一冊です。

『わかりあえないを超える』マーシャル・B・ローゼンバーグ 著(英治出版)
NVC(非暴力コミュニケーション)の教科書的な一冊。「目の前のつながりから、共に未来をつくる」というサブタイトルが示す通り、対立や断絶を超えて人と人がつながるための言葉と姿勢を問い直す本です。今井麻希子さんらによる翻訳で、日本語でも深く読める形に届けられています。

2冊は、それぞれ異なる入口から同じ場所を指し示していました——自分の内側を丁寧に見ること、そして他者との対話を通じて世界との接点を広げていくこと。まさにIDGsの実践そのものです。


本を読む・語る・感じる・浸かる

ABDの読書会では、参加者でページを分担して読み合い、発表し、対話で深めていきます。一人で読むより速く、一人で読むより深く——誰かの言葉が自分の中の何かを解き放つ、あの瞬間が何度も訪れました。

心身がリラックスした状態での内省と対話は、日常では気づけない自分の声を引き出します。「こんなことを大切にしていたのか」「本当はこう感じていたのか」——言葉にならなかったものが、静かに、しかし確かに形を持ち始める時間でした。


一生の記憶に残る体験として

長湯の炭酸泉、くじゅうの山並み、溢れる水源、豊かな森、仲間たちとの対話——これらが一つに重なり合った2日間は、知識として残るよりも先に、身体と記憶に深く刻まれるものになりました。

最後は、「IDGs 変容する組織」の著者、鬼木基行さんが、茶道の心得とお茶を立ててくださり、本を献本し、竹田市の和菓子とお抹茶を美味しく頂きました。

IDGsが問う内面の成長は、静かな自然の中で、美味しいご飯を食べ、温かい湯に浸かり、信頼できる仲間と言葉を交わすことの中にも、確かに宿っています。

変えるのは今。その実感を、この地で受け取りました。

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