「内面の進化」が未来を変える
〜持続可能なビジネスを実現するIDGs〜(Inner Development Goals)

“The inner world changes the outer world.”
「私たち一人ひとりの内側にある世界の在り方が、私たちを取り巻く外側の世界を変えていく。」
IDGsとは?意味や企業が取り組むメリットをわかりやすく解説
株式会社エタニティーズは、
IDGsを通じて個人の内面の成長から組織や社会の変革を支援します
私たちの未来を形作るのは、技術や政策だけではありません。本当の変革は、人々の内面から始まります。
「我々の直面する重要な問題は、それをつくりだした時と同じレベルの意識によって解決することはできない。」
アルベルト・アインシュタイン
持続可能な未来を実現するためには、一人ひとりが内面の成長を意識し、今までの延長線上ではない未来のために、革新的な活動へ繋げていく必要があります。
そのための指針となるのが「IDGs(Inner Development Goals)内面の成長目標」です。
SDGsの課題解決に向けた重要な指針であり、個人と組織の成長を促すことから、国連も認めた新グローバルスタンダードのサステナブルな人材育成として企業でも注目されています。
IDGsを活用した企業研修・組織開発コンサルティング・コミュニティ運営を通じて、個人と組織の内面の成長を支援することは、組織全体の発展をもたらし、企業の競争力強化や社会的価値を高め、変化の激しい時代に対応できる人材の育成やイノベーションの創出も可能にします。
IDGsとは?個人と組織の内面的な成長を促進するフレームワーク
IDGs(内面の成長目標)とは、SDGs(持続可能な開発)の実現に向けて、個人の内面的な成長を促進するためのフレームワークです。人材育成や組織開発の分野で活躍する第一人者たちが集結し、GoogleやIKEAなどの世界的企業の支援を受けて策定されました。
- 成人発達理論で知られるロバート・キーガン氏
- 心理的安全性の概念を提唱したエイミー・エドモンソン氏
- 学習する組織やシステム思考を提示したMIT上級講師のピーター・センゲ氏
- U理論のオットー・シャーマー氏
など、最先端の人材育成の知見と心理学や世界基準の理論・研究に基づいています。
IDGsは、個人の内面的な成長を促し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
IDGsの概要や企業の成長に欠かせない理由は、以下の記事でわかりやすく解説していますので、ご覧ください。
国IDGsのフレームワーク – 5つのカテゴリーと23のターゲットスキル
IDGsのフレームワークは、下記の通り、5つのカテゴリーと23のターゲットスキルで構成されています。個人だけでなく、全人類の豊かな未来への貢献を目指しています。
▼5つのカテゴリー
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Being – Relationship to Self
自分のあり方ー自己との関係性
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Thinking – Cognitive Skills
考えるー認知スキル
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Relating – Caring for Others and the World
つながりを意識するー他者や世界を思いやる
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Collaborating – Social Skills
協働するー社会的スキル
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Acting – Driving Change
行動するー変化を推進する
▼各カテゴリー内の23のターゲットスキル
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1
自分のあり方
自己との関係性内なるコンパス(羅針盤)/誠実・真摯で、本物である/オープンさと学ぼうとする意欲・姿勢/自分を理解する力/プレゼンス(今、ここに在ること)
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2
考える
認知スキルクリティカルシンキング(思考の偏りに気づく)/複雑さへの認識/パースペクティブ・スキル(視点・見通すスキル)/センス・メイキング (意味を見出す力)/長期志向とビジョニング
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3
つながりを意識する
他者や世界を思いやる感謝/つながっているという感覚/謙虚さ/共感と思いやり
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4
協働する
社会的スキルコミュニケーションスキル/共創スキル/インクルーシブ・マインドセットと異文化コンピテンス/信頼/集団を動かすスキル
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5
行動する
変化を推進する勇気/創造性/楽観性/粘り強さ
IDGsの3つの特徴
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・国連も認める革新的アプローチ
IDGsは、2022年に国連から認められた革新的な取り組みです。従来のSDGsがトップダウン方式だったのに対し、IDGsは現場の声を反映したボトムアップ方式で変革を進めています。学術機関・組織・政府など、計50以上の個人・団体がIDGsに参画しています
持続可能な開発目標(SDGs)SDGsの進捗が遅れている中、IDGsは本質的なアプローチから新しい風を吹き込み、変革の鍵を握る取り組みとして注目されているのです。 -
・世界の課題解決に必要な人材育成
SDGsの取り組みが世界的に進まない背景には、SDGsのビジョンを理解し、行動に移せる人材が不足していることが指摘されています。IDGsは、持続可能な社会を実現するために必要な人材の育成に焦点を当てており、SDGsの課題解決に導くのです。
また、IDGsに基づいた人材育成は、企業や組織のイノベーションの創出やチームワークの強化にもつながります。SDGsの達成と企業の成長に欠かせない、レジリエンスの高いサステナブルな人材育成の新しい指針と言えるでしょう。
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・「人間力」を高め、変革の基盤を作る
現代社会は、VUCAと呼ばれる、複雑で変化の激しい時代です。このような時代に必要なことは、一人ひとりの内なる力を育むことです。
IDGsは内閣府が定義する「人間力」の要素と重なっており、ビジネスパーソンに欠かせない「人間力」を育む具体的な指標を示しています。IDGsを導入することで、個人の内面的な成長を促し、変革の原動力となる人材を育成できます。
つまり、IDGsは「人間力」の向上を通じて、これまでにない変革の基礎を作り、目の前の対処的な解決ではない本質的な社会課題の解決の実現を可能にします。
IDGsは国連・著名企業も注目する国際的な取り組み
IDGsは、スウェーデン発の国際的プロジェクトとしてはじまり、コスタリカ、ルワンダなどの国々も策定に参加しています。
また、Google、IKEA、Ericsson、Spotifyなど世界的な企業がパートナーとして参画し、ハーバード大学やストックホルム大学など、学術機関の知見に基づいたフレームワークを採用しています。
2022年に第1回IDGサミットが開催され、持続可能な未来についての議論と活動の共有が行われました。
このサミットには
- ロバート・キーガン氏
- オットー・シャーマー氏
- エイミー・エドモンソン氏
- ジェニファー・ガーベイ・バーガー氏
- ヨハン・ロックストローム氏
- ダニエル・シーゲル氏
など、世界中から800名を超える著名なゲストが参加し、大規模な対話の場となりました。今後もIDGsの国際的な展開を加速させることが期待されています。
IDGs サミット 2022の様子
IDGs サミット 2023に関する公式サイト
https://summit.innerdevelopmentgoals.org/
エタニティーズのIDGs活用事例
エタニティーズでは、企業研修や組織開発コンサルティングにIDGsを活用し、個人と組織の内面成長を支援しています。
日本のIDGs HUB コミュニティの運営
「JAPAN HUB エッセンシャル ダイアログ コミュニティ」
「JAPAN HUB エッセンシャル ダイアログ コミュニティ」は、IDGsに関心を持つ個人や組織の交流の場です。日本の精神性や文化、歴史的な背景を考慮しながら、内面の成長を通じて社会課題の解決を目指しています。
コミュニティでは定期的にセミナーやワークショップを開催し、IDGsの理解を深める機会を提供しています。参加者は、自己の内面と向き合い、内なる成長の道筋を見出すことが可能です。現在コミュニティでは、経営者、教育関係者、コンサルタントなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集い、気づきを実践につなげています。
成長を社会課題の解決につなげていくための、実践的なスキルを身につけられます。
私たちは、未来のために「内面の進化」を促進するIDGsの価値を世界に広げていくために、共に新たな未来を創造する仲間を募集中です。
あなたも「IDGs JAPAN HUB エッセンシャル ダイアログ コミュニティ」のメンバーとなり、サスティナブルな経営や社会変革をリードしませんか?

https://www.facebook.com/groups/3729348210722179
コミュニティの趣旨に賛同いただける方はどなたでも登録することができます。
IDGsの導入支援 – IDGsの企業研修・組織開発コンサルティング
エタニティーズは、IDGsを活用した企業研修やコンサルティングを通じて、従業員一人ひとりの内面的成長と組織全体のパフォーマンス向上を支援しています。
IDGsを導入することで、個人の内面の成長目標が明確になり、チームの成果につながります。研修やワークショップなどを通じてメンバー同士が成長を支え合える環境を作ることで、企業のパーパスが明確になり強い企業文化が生まれるためです。
また、エタニティーズでは独自の心理アセスメントを用いて、メンバーとチームの目標の関係性を明確にし、一人ひとりの強みを活かし成長の動機づけを高めます。その結果、協働の組織文化が醸成され、個人と組織の力を最大限に引き出せるのです。
エタニティーズのIDGs導入支援により、変化の激しい時代にも対応できる、持続的な成長の土台を築くことが可能です。
ぜひ一度、お問い合わせください。私たちが、内面から貴社の変革を支援します。