株式会社エタニティーズ|IDGs・成人発達理論に基づく組織開発と人材育成

COACHING
エグゼクティブ コーチング
孤独な意思決定に、対話の伴走を。

経営者の判断は、組織の誰よりも重く、そして誰にも相談しにくいものです。社内に本音で話せる相手は少なく、社外の助言は利害と無縁ではいられない。多くの経営者が、自らの思考を映す鏡を持たないまま、日々の決断を重ねています。

エグゼクティブ コーチングは、答えを差し出す場ではありません。向き合うのは、知識やスキルを増やす成長ではなく、それらを受けとめ使いこなす「器」そのものの成長です。成人発達理論はこれを垂直的成長と呼びます。この器の成熟度は、経営者の判断の質と、組織が到達しうる可能性を大きく左右します。

こんな状況はありませんか

  • 重要な意思決定について、利害を離れて率直に話せる相手が身近にいない
  • 自分の判断や思考のパターンを、客観的に映してくれる機会がなくなって久しい
  • 組織に変革を求める前に、まず自分自身の変容と向き合うべきだと感じている
  • 後継や事業承継など、答えのない問いを長く抱えたまま前に進めずにいる

大人の知性には、発達の段階がある

ハーバード大学教育学大学院のロバート・キーガンは、40年におよぶ実証研究から、成人の知性が生涯にわたって質的に変化し続けることを明らかにしました。それは知識量の増加ではなく、世界をどう捉えるかという認識の枠組みそのものの転換です。

成人の知性の三段階

どの段階にあるかは、経歴も価値観も異なる経営者一人ひとりで違います。共通しているのは、次の段階へ進むとき、これまで見えていた景色が大きく広がるということです。

発達が進むにつれて、自らの価値観をも一つの視点として捉え直せるようになっていきます。すると、相反する意見が「どちらを選ぶか」の対立ではなく、新しい発想を生む素材として見えてきます。異なる立場の声が届くようになり、これまで気づけなかった可能性が視野に入る。イノベーションの源泉は、この視野の広がりから生まれます。

そして視野が広がるほど、描くビジョンは輪郭を持ちはじめます。目の前の課題への対処ではなく、自社が本当に向かうべき未来が、自分の言葉で語れるようになる。発達は到達すべき目標ではなく、対話を重ねるなかで少しずつ現れてくる変化です。その積み重ねが、他社には容易に模倣できない経営の力になります。

そして組織は、多くの場合トップの発達段階を超えて成熟することができません。経営者の内面の成熟度が、組織が到達しうる発達の水準を規定するのです。経営者への投資が最もレバレッジの大きい組織投資である理由が、ここにあります。

なぜ「わかっているのに変われない」のか

発達を促すうえで避けて通れないのが、変化への抵抗です。キーガンとリサ・ラスコウ・レイヒーは、人が変われないのは意志が弱いからではなく、本人も自覚していない「裏の目標」を守るために、変わらないことを選び続けているからだと指摘しました。体が異物を排除する免疫のように、その仕組みは本人を守りながら、同時に変化を妨げます。これが「変革をはばむ免疫(Immunity to Change)」です。

免疫マップ ― 変われなさの構造を可視化する

たとえば、権限委譲を掲げながら実行できない経営者の内側には、「自分が判断しなければ会社が傾く」という固定観念と、「経営者としての存在意義を失いたくない」という裏の目標が働いていることがあります。この構造が見えないまま行動だけを変えようとしても、変化は長続きしません。

ITC®(Immunity to Change)は、この構造を免疫マップという一枚の地図に可視化し、固定観念を安全に検証していく手法です。表面の行動ではなく構造に働きかけるため、変化が元に戻りにくいことが最大の特長です。セッションでは、キーガン教授から直接指導を受けたITC®認定ファシリテーターが、この手法を用います。

対話の進め方

1. 現在地を映すいま抱えている課題と、これまでの判断の背景を丁寧に伺います。話すこと自体が、自らの思考を客観視する最初の作業になります。
2. 構造を可視化する必要に応じてITC®を用い、変わりたいのに変われない構造を免疫マップとして描き出します。固定観念の正体が言葉になります。
3. 検証し、統合する固定観念を小さな実験で検証し、結果を振り返ります。この往復を通じて、認識の枠組みそのものが更新されていきます。

扱うテーマに制約はありません。事業の転換や承継、人事に関わる重要な判断といった経営の意思決定そのものから、経営チームとの関係、ご自身のこれからの人生まで。対話の内容は、厳格な守秘のもとで扱います。だからこそ、社内の誰にも相談できない迷いや葛藤も、安心して言葉にし、深く向き合うことができます。何を話すかは、対話の中から自然に立ち上がってきます。

期間・形式の目安

セッション
月1〜2回・1回60〜90分の定期対話
期間
3か月〜を基本とし、目的と状況に応じて設計・継続
ITC®セッション
免疫マップの作成と検証を、通常セッションに組み込んで実施
形式
対面・オンラインのいずれも対応しています

よくあるご質問

話した内容の秘密は守られますか?

厳守します。セッションの内容が、ご本人の同意なく社内外の誰かに共有されることはありません。企業からのご依頼で実施する場合も、この原則を契約段階で明確にした上でお引き受けします。

コンサルティングとは何が違うのですか?

コンサルティングが組織に対して答えの探索を支援するのに対し、コーチングはその人自身の内面の成長に伴走します。助言や情報提供が必要な場面もありますが、中心にあるのは、ご自身の内側から答えが立ち上がるための問いと対話です。

内面を扱うことに、抵抗を感じる場合もありますか?

ITC®は、ご自身が本当に変えたいと願うテーマから出発します。それは経営上の課題のこともあれば、日々の関わり方や生き方に関わることもあります。何をどこまで言葉にするかは常にご本人が選びます。性格を変えるのではなく、自分の思考の枠組みを見つめ直すアプローチだと理解されると、多くの方が安心して取り組まれます。

経営チームのメンバーにも受けさせたいのですが。

承ります。経営に関わる主要な方々やリーダーの内面が変わることは、その企業の未来そのものを変えていきます。経営者ご本人と役員お一人おひとりへの個別コーチングを組み合わせることで、意思決定の質と経営チーム全体の対話が変わり、その変化は組織全体へと波及していきます。組織開発(CONSULTING)と連動させる設計も可能です。

組織の可能性は、経営者自身の認識の枠組みによって規定されます。
その枠組みを問い直す時間は、経営において最も長期的で、最も本質的な投資となります。
まずは、いま向き合っておられる状況をお聞かせください。
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経営者から、リーダー・マネージャー、若手まで。

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