イギリスでは、2015年にMINDFUL NATION UK(マインドフルな国 イギリス)というレポートが議会に提出され、国家プロジェクトとして心身の健康、教育、労働環境、司法においてマインドフルネスを推進していくという提案がなされました。
ロンドンへの出張が決まり、実際に渡航した時より「コロナとの共生」の新しい世界が動いていました。
COVID-19対策の法的規制を全廃し、新型コロナウイルスに感染した95歳のエリザベス女王も、ウィンザー城で軽い公務を続けているとのこと。
対策を取りながらも、日常を楽しむ人々や街の風景に勇気づけられました。
そして、オンラインで簡単に繋がれる時代になっても、オンラインだけでは届けられないことがあることを、今回、あらためて知る機会を頂きました。
そして、ロンドンでは、もう桜が咲きはじめています。
いま咲いているのは、「チェリー・プラム」と呼ばれるスモモ系の桜。
5月頃まで、少しずつ咲きます。
日本の桜のように、一斉に咲いて散ることはないけれども、少しずつ変化していくことを、他のイングリッシュガーデンの花々の背景になるように長く楽しむのです。
国や環境が違えば、咲き方もいろいろあって、楽しみ方もそれぞれで、また愉しい。
多くのことが変化する時こそ、しなやかに、緩やかに、自然のように生きていくと、新しい自分が見つかるものですね。
出入国の大変な手続きに翻弄されながらも、無事、すべてクリアで帰国します。