2021年11月20日、ドラッカー学会第16回大会が博多で行われました。
ピーター・ドラッカーは、「マネジメントの父」とも呼ばれ、GEのジャック・ウェルチ、P&Gのアラン・ラフリーなど、ドラッカーを師と仰ぐ世界的経営者も多く、政治家ではマーガレット・サッチャー、Microsoftのビル・ゲイツ、Googleのエリック・シュミットも影響を受けています。
日本でも、ドラッカーと個人的に親交を結んだリーダーも多く、オムロンの立石一真氏 、SONYの盛田昭夫氏 、NECの小林宏治氏をはじめ、ファースト・リテーリングの柳井 正氏などもドラッカー・マネジメントを経営に取り入れています。
ドラッカー学会は、野田一夫氏、野中郁次郎氏を顧問に、ネクストソサエティーフォーラムや実践発表の場としての学会大会が行われています。
ドラッカーは、「まず自分をマネジメントできなければ、他者をマネジメントすることはできない」と、経営者のセルフマネジメントの重要性を説き、今日、Googleなどグローバル企業や有名大学のMBAにおいてもマインドフルネスのプログラムが取り入れられています。
今大会でも、マインドフルネスのプラクティスを午前・午後の部の2度にわたりお伝えさせて頂きました。
今大会の「自らを知り、自らの望む未来を意図する」というテーマから、博多の禅文化発祥の承天寺での坐禅会も企画し、禅の精神から参加者自らの「自己認識を深める」機会となりました。